歯周病治療、歯周炎、歯槽膿漏、歯周病になる前に!大阪府富田林市の歯科医院「村本歯科医院」で歯周病治療 歯周病予防ができます

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歯周病治療


歯周病・歯槽膿漏の進行

正常な歯肉

健康な歯肉には、サンゴ色、またはピンク色で引き締まった弾力性のある健康な歯肉をしています。

正常な歯肉

軽度の歯周炎

歯のつけ根の表面に、プラークがたまり、歯の周囲や歯と歯の間の歯肉に炎症が起こります。ブラッシングしたときや、固いもものを食べると、出血することがあります。これくらいではまだ痛みもありません。

軽度の歯周病

中度の歯周炎

プラークが歯石となり、しせきが大きくなって歯根膜が溶け歯肉溝の中にも広がってきます。歯肉溝は段々深くなり、歯肉の弾力性がなくなって、歯周ポケットと呼ばれる空間ができます。炎症も進み、歯槽骨の破壊も始まります。

中度の歯周病

重度の歯周炎

炎症が進むと歯周ポケットが更に深くなり、歯槽骨がほとんど破壊され、歯がぐらつき歯の根も見えてきます。出血や口臭も強くなり、膿が出るようになります。

重度の歯周病

歯周病と全身疾患について

健康診断で高血糖、高血圧、肥満などを指摘されたことのある方がいるかと思います。異常の程度が軽くてもこれらの相互にからみあって糖尿病や心臓病などの生活習慣病のリスクを何倍にも高めます。こうした生活習慣病のメカニズムに歯周病が影響してきていることが最近になってわかってきました。歯周病は細菌の感染による慢性の炎症です。細菌のつくる毒素や炎症をひきおこす物質が患部から血液中に入り、全身に影響を及ぼす可能性があります。

1.歯周病は心臓のリスクを高める可能性があります

歯周病になるとその原因となる細菌が血液中に入り心臓などに感染を引き起こす場合があります。歯周病の原因菌が心臓を取り巻く冠動脈に感染すると、毒素や炎症を引き起こす物質が血栓を起こしやすくし、動脈硬化を進行させる可能性も指摘されています。


2.糖尿病は歯周病を確実に悪化させます

糖尿病になると、歯周病になりやすいことがわかっています。血糖値が高い状態が続くと、タンパク質に糖が結合したものが血液中に増え、歯肉もその影響を受けて炎症が悪化しやすくなりますので、血糖値の良好なコントロールが大切です。また、抗生物質により歯周病治療をすると、血糖コントロールの状態を示す空腹時血糖値やHbA1cの値が改善したという例があります。

3.歯周病は早産のリスクを高めます

妊娠中は口の中の衛生状態が悪くなりがちに加え、女性ホルモンの血中濃度が高まります。歯周病の原因菌のあるものはその女性ホルモンを利用して増殖するため、歯肉の炎症が起きやすくないます。
また、歯周病にかかっている患部から、毒素や炎症を引き起こす物質が血液中に母胎を刺激すると、胎児の成長に影響したりします。
よって、早産や低体重出産などのリスクが高まることが明らかにされています。

4.骨折と歯周病に要注意です

女性は歳が重なると全身の骨密度が急速に低下しはじめます。まるで鬆(す)が入ったように骨の組織がすかすかになる病気を骨粗鬆症といいます。この骨粗鬆症になると歯周病が進行するリスクが約2倍高まると言われてます。

歯周病と全身の関わりでとらえることは、歯周病予防、生活習慣予防の双方にとって大切な事といえます。当院は、歯周病治療だけではなく、歯周病へ再発させないように「予防歯科」への力に取り組んでいます。


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